私は入社後10年間溶接管理をしたあとに、営業職になりました。取引先との工期の調整や契約内容の確認などが主な仕事です。地方で新規開拓をすることもあります。
入社したのは会長に声をかけてもらったことがきっかけです。社長と同級生だったということもあり高校生の頃から可愛がってもらっていました。前職をやめてフラフラしているときに声をかけてもらい、入社を決めました。ただし、溶接管理の資格を取得するときには、人生で一番勉強しましたね。
溶接管理の仕事はとても楽しくてやりがいがありました。うちの会社は頑張れば認めてくれますし、なによりも建築とは形に残る仕事なので、達成感もあります。
現場が大好きだったので、営業に移ってからは少し愚痴が多かったかもしれません。でも最近妻に「愚痴を言わなくなってきたね。」と言われました。自分でも新しいやりがいを感じていたので、それは嬉しかったです。
もちろん今は営業の仕事も充実しています。自分の居場所をちゃんと作ってくれる会社なので、しっかり頑張りたいと思います。
ただ、取引先との信頼関係が、会長や社長と比べるとまだまだだなと感じています。担当している取引先から私にではなく、社長に直接連絡があったりすると、少し悔しかったり。
会長の人望や人徳はもちろんですが、人間関係をとても大事にする会社なので、社長と一緒にその社風を受け継いでいけるようにこれから貢献していきたいと思っています。